清音vs濁音
「たさき」だと思い込んでいたのに実は「たざき」だった時の衝撃。正しい読みが分かってからも「多崎」が出るたびに濁って読むと一々リズムが崩れていく。読み辛いといちゃもんをつけながらの読書。
人名・地名の濁る・濁らない問題の初見での対応は大体において外れる。そのことが経験としてわかっているので逆張りをすると、そこで外すというセンスのなさ。
唐突に長いタイトル選手権。村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、B'z『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』、DEEN『このまま君だけを奪い去りたい』。代表!村上春樹。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/04/12
- メディア: 単行本
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妄想作家
9月からのグワーッとした生活のしわ寄せが来てしまい一休み。
昨日届いた柴田元幸の『monkey』を寝転がってパラパラ。ポール・オースターってこんなに大きかったのか。
本を読みながら想像するのは、手にした物語の登場人物なんだけど、頭の裏っ側の方では何となく作者のことを妄想してしまうこともあり、僕の中でのポール・オースターのコレジャナイ感はとても強かった。
おかげで喉の痛みを一瞬間忘れる事ができた。
MONKEY No.1 ◆ 青春のポール・オースター(柴田元幸責任編集)
- 作者: 柴田元幸
- 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング
- 発売日: 2013/10/07
- メディア: 雑誌
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