軽妙洒脱なハードボイルド
大沢在昌のアルバイト探偵シリーズの新作が出ている!と喜ぶのもつかの間、既存のシリーズのタイトルと表紙が変わっているだけだった。それでもKindleで全部ポチって読み進めているこの頃だけど、さすがに古く感じる部分はあるもののやっぱりこのシリーズ好きだと再確認。
ドン・ウィンズロウのストリート・キッズのシリーズも同様に好き。
- 作者: 大沢在昌
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- 発売日: 2013/12/09
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本の上にも3年
『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文春文庫)を読みながら、トリックの解明に没入するのか、村の伝説との絡みを増やして欲しいと思うのかで、ミステリに求めるものの好みがわかりそう。
ちなみに、僕は後者を求めながら読んでいた。
紙の本もKindleも分け隔てなく座布団代わりにする猫。
Kindleに座す猫
本は読むものではなく、座るものらしい。
■
猫は本棚をかけ登ることをおぼえた。家に慣れると活動範囲が広がってくるのだろうな、という楽しみと不安が入り交じっている状態。
『幸福の黄色いハンカチ』(山田洋次監督 1977)を観る。話し方は桃井かおりなのに顔があまり桃井かおりっぽくない人がどうしても気になって、八方手を尽くしたもののその人はやはり桃井かおりだった。武田鉄矢は演技も顔も武田鉄矢。
北海道の町並みがどうしても西部劇の風景に見えてしまい、高倉健がいつ銃を持ち出して打ち合いを始めるのだろうかと妄想が働いてしまうロードムービー。
あの頃映画 幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010 [DVD]
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