佐藤亜紀のエッセイ集は意見を異にする内容も多いけれど、勢いと内容の分厚さが癖になり始めると読むことを止めるのが難しい。佐藤亜紀のようなぶっとい背骨とその上に乗っかっている自信がないので読んでいて爽快になってくるのだ。ひょっとしたら読みなが…
網戸を張り替えたときには、たとえほんのりとはいえ夏が待ち遠しくなったはずなのに今ではそんな気持ちのかけらもなくなってしまった。どのくらいの未来なのか不明だけれど死んでしまった自分に頼んで、自分史の中で2010年の夏を編集でカットしてしまいたい。…
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