so:an

読む。書く。のこす。

弱気な死

クリスマスくらいから続くお腹の痛みが、やっと小康状態になってきた。とはいえ、食事の後や眠る時にはまだ痛むので、週明けにでも病院にいってみよう。
痛みを恐れながらの生活であまり集中力がないなかで、荒俣宏監修の『知識人99人の死に方』をパラパラと拾い読みしていると、必然的に「死」について考えてしまう。題名どおり99人の死に方・死に際を目にする内に、永井荷風森茉莉、つい最近では飯島愛のように誰に看取られることもなく、死後数日して発見される孤独死のパターンというのは存外に怖いものかもしれない、などと思う。
体調不良で気が弱っている時には孤独が不安になる。
気弱になって、網の上で焼いていた餅を焦がしてしまったので、部屋中が焦げ臭くてたまらない。瞬時に現実へと戻る。