so:an

読む。書く。のこす。

2009年3月の読了本

毎月の恒例になりはじめたような。

3月の読書メーター

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2632ページ

BRUTUS (ブルータス) 2009年 3/15号 [雑誌]BRUTUS (ブルータス) 2009年 3/15号 [雑誌]
表紙の猫の表情に惹かれた。こういう顔した人間もいるよな、と思いつつ。
読了日:03月05日 著者:
ライオンハート (新潮文庫)ライオンハート (新潮文庫)
★★★。時と場所を超えての大きなすれ違い。エリザベスとエドワードのロマンスに魅力を感じることはなかったものの、各章に掲げられている絵画と主題との符合には心地よさが残った。
読了日:03月08日 著者:恩田 陸
回送電車回送電車
★★★。堀江敏幸の書く文章が気持ち良い。
読了日:03月14日 著者:堀江 敏幸
河岸忘日抄河岸忘日抄
★★★★★。フィクションなのかエッセイなのかわかりにくい語り。その曖昧さと、ひとつの断想が次の断想を生み出し、連想となっていくような連なりが著者の文体と相まって居心地の良い小説空間になっている。
読了日:03月15日 著者:堀江 敏幸
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))
★★★★。会話のテンポの良さと回りくどさを楽しむのもハードボイルドのひとつのあり方なのではないかと。
読了日:03月20日 著者:原 りょう
第一阿房列車 (新潮文庫)第一阿房列車 (新潮文庫)
★★★★。ヒマラヤ山系や宿での女中とのやりとりにクスリと笑ってしまう。酒を飲みながら読むのに適しているのでは。
読了日:03月21日 著者:内田 百けん
第二阿房列車 (新潮文庫)第二阿房列車 (新潮文庫)
★★★★。うわあ、百鬼園先生は熊本の6・26水害の直前に熊本入りしてたのか。このとき祖父の家は水没していた。歴史のまた別の側面ということで面白い。
読了日:03月25日 著者:内田 百〓@6BE1@
本の音本の音
★★★。書評集。
読了日:03月29日 著者:堀江 敏幸
第三阿房列車 (新潮文庫)第三阿房列車 (新潮文庫)
★★★★。愛すべき偏屈じいさん。表紙の写真や著者紹介の写真でのへの字口が性格を表しているように思える。
読了日:03月29日 著者:内田 百〓@6BE1@
作家の食卓 (コロナ・ブックス)作家の食卓 (コロナ・ブックス)
★★★★★。おいしそうな食卓。
読了日:03月29日 著者:

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