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『日本怪奇幻想紀行 二之巻 祟り・呪い道中』(同朋舎)

目次

  1. 丑の刻参りの呪詛に恐怖す―小松和彦
  2. 霊木と怪石の祟り話を探して―東雅夫
  3. 人に憑く、憑きものとは何か―加門七海
  4. 炭坑に纏わる怪談話を求めて―友成純一
  5. 九尾の狐の祟り、その殺生石を巡る―村上健司
  6. 恐怖の怨霊を鎮める、御霊信仰に迫る―多田克己
  7. 唐人お吉を巡る祟り話を追って―島村菜津
  8. 恐るべき呪力、比叡山の呪法を探る―豊島泰國
  9. 羽田の大鳥居、その祟り伝説に迫る―小池壮彦

読後、企画・編集が三津田信三とクレジットされているのを目にして、ますます三津田信三の『ホラー作家の棲む家』や『作者不詳』などの三津田信三シリーズの幻想具合が増した気がした。本書とは直接関係のないことなんだけど。

日本怪奇幻想紀行 (2之巻)

同朋舎
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