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読む。書く。のこす。

2009年11月に読んだ本

探偵ガリレオシリーズをまとめて読んだ月。夏ごろからひっそりと進行中の「文学全集を読もう」は、ちくま日本文学の芥川龍之介だけ。

11月の読書メーター

読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3185ページ

ユリイカ2005年1月号 特集=翻訳作法ユリイカ2005年1月号 特集=翻訳作法
読了日:11月09日 著者:
読まず嫌い。読まず嫌い。
タイトルを鵜呑みにして読み始めてから「この作者めちゃくちゃ読んでるではないか!」と、自分の読まず嫌いぶりに驚いた。あらためて自分以外の人による本の読み方というのは、とても興味深い。勉強になるというよりも刺激になる。
読了日:11月10日 著者:千野 帽子
文学全集の黄金時代―河出書房の1960年代 (IZUMI BOOKS)文学全集の黄金時代―河出書房の1960年代 (IZUMI BOOKS)
河出書房の歴史を文学全集の軸から眺めてみる試み。
読了日:11月11日 著者:田坂 憲二
芥川龍之介 [ちくま日本文学002] (ちくま日本文学)芥川龍之介 [ちくま日本文学002] (ちくま日本文学)
芥川龍之介の作品の場合、彼の作品として読んだことがあるのか昔話として読んだことがあるのかその境目が曖昧だ。そういうわけで何からしら記憶にある作品が多かった。
読了日:11月13日 著者:芥川 龍之介
探偵ガリレオ (文春文庫)探偵ガリレオ (文春文庫)
1853人と読み終えて登録している人の数に驚いた。大人気ですな。科学的なトリックは、湯川の解説がないと本当にわからないから面白く思えるし惹きつけられてしまう。
読了日:11月14日 著者:東野 圭吾
早わかり世界の文学―パスティーシュ読書術 (ちくま新書 712)早わかり世界の文学―パスティーシュ読書術 (ちくま新書 712)
文学はパロディやパスティーシュの繰り返し。ロビンソン・クルーソーガリヴァー旅行記の関係性は知らなかった。それより著者の本を読みたくなった。そう考えると上手いPR本なのかもしれない。
読了日:11月15日 著者:清水 義範
予知夢 (文春文庫)予知夢 (文春文庫)
1作目に比べて、謎のオカルト具合も科学的なトリックもディープになっているのが好ましい。
読了日:11月16日 著者:東野 圭吾
容疑者Xの献身 (文春文庫)容疑者Xの献身 (文春文庫)
2005年くらいにこの作品が本格ミステリか否かという騒動が持ち上がっていたのは知っていたけど、そういう偏狭なジャンル主義を突き抜けるほどの力がある作品だと思う。それに「本格か否か」という問題よりも、石神の行動が「愛か否か」という問題の方が個人的には気になる。
読了日:11月17日 著者:東野 圭吾
聖女の救済聖女の救済
『ガリレオの苦悩』を読む前に読んでしまった・・・。さて、読み終えて思う。虚数解ということは、これは一種のバカミスなんじゃなかろうか?それにしても殺された男の割り切り具合はすごかった。「女は産む機械」という言葉をそのまま人間に造形したらこうなりました、という東野圭吾による風刺のような気もする。
読了日:11月19日 著者:東野 圭吾
くるねこくるねこ
(大型)犬派だったけど、ここのブログを見るようになって猫もいいなーと思い始めた。ログを読んだことはなかったので、知らない話ばかりで楽しかった。特にぽ子がストーブに乗ろうとする場面でのもんさんの反応。
読了日:11月23日 著者:くるねこ大和
くるねこ 2くるねこ 2
胡ぼん登場。どえーん、じゃないけど片りんが見える。
読了日:11月23日 著者:くるねこ 大和

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