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『日本文学盛衰史』高橋源一郎(講談社)

W杯が始まってからというもの本を読む集中力がないので、この本1冊をちまちまと読み進めていた。この本を読む前にアマゾンでレビューに目を通したところ

高橋氏本人がインスパイアされたと語る「坊ちゃんの時代」という漫画(1997年手塚治文化賞受賞、関川夏央谷口ジロー)を読んだ後で、本書を読まれることをお勧めします。

Amazon.co.jp: 日本文学盛衰史 (講談社文庫)のigakuさんのレビュー

と、あったので前もって『坊ちゃんの時代』シリーズ5冊を読んでから臨んでみた。確かに明治の時代背景、つまり高橋源一郎がパロディにしている元ネタとなるものを漫画で押さえた後に読むとすんなりと入ってきて笑える*1田山花袋がAV監督で、石川啄木ブルセラショップの店長、たまごっちを森鴎外にねだる夏目漱石など、設定だけでも笑えるのにその中で考えたり話たりするのが真面目に文学や詩についてなので可笑しみが増してくる。

日本文学盛衰史 (講談社文庫)

日本文学盛衰史 (講談社文庫)


『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)

*1:『坊ちゃんの時代』の方も創作が入っていたりするんだけど。