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読む。書く。のこす。

2010年6月に読んだ本

6冊か。体感としてはもっと少ないという感触だったのに、ワールドカップが始まる前に若干の貯金があった模様。始まってからは本当に物語が頭の中に入ってこない状態だったので、高橋源一郎の本をちびちびとナメるように読んでいた6月。

6月の読書メーター

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1860ページ

柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方
2人の取り上げた海外小説・日本の小説それぞれ30冊ずつは類書にはあまり見られない面白いラインナップで、食指が動く。
読了日:06月01日 著者:柴田 元幸,高橋 源一郎
モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号
中学生の頃に無理して読んだにもかかわらず何も憶えていないという偉業を達成していた。初読のように味わえたのはラッキーだったけど。「エズメ」「ド・ドーミエ=スミスの青の時代」「テディ」が良かった。
読了日:06月03日 著者:J.D.サリンジャー
モンティニーの狼男爵 (光文社文庫)モンティニーの狼男爵 (光文社文庫)
読了日:06月06日 著者:佐藤 亜紀
赤朽葉家の伝説赤朽葉家の伝説
これまで読んだ桜庭一樹作品でだんとつに面白い。コンパクトにまとまった女三代記。万葉、毛毬それぞれのエピソードだけでも本が1冊ずつ書けそうだ。
読了日:06月12日 著者:桜庭 一樹
妊娠カレンダー (文春文庫)妊娠カレンダー (文春文庫)
身の回りの物の細かい描写と詳しくは描かれない登場人物の内面。静かな展開の中でゾクっとしてしまう瞬間が癖になる。
読了日:06月14日 著者:小川 洋子
日本文学盛衰史日本文学盛衰史
虚実ないまぜな明治文学史。PHSやブルセラなどの現代としての道具も歴史のおもちゃになりつつあることも面白い。
読了日:06月27日 著者:高橋 源一郎

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