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2010年9月に読んだ本

読書メーターに一行感想を書き付けるだけで、満足してしまっている今日この頃。

9月の読書メーター

読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4968ページ

幻の漂泊民・サンカ幻の漂泊民・サンカ
礫川全次『サンカ学入門』に続いて、サンカについての概論的な本。サンカについての大枠は分かってきた。
読了日:09月01日 著者:沖浦 和光
愛の見切り発車 (新潮文庫)愛の見切り発車 (新潮文庫)
読了日:09月02日 著者:柴田 元幸
熊の敷石 (講談社文庫)熊の敷石 (講談社文庫)
「熊の敷石」「砂売りが通る」「城址にて」の3本立て。ありきたりだけれど、情景が良い。眼に見えるようで、肌で感じられるようで、匂いを感じることができそうな文体は味わい深い。
読了日:09月02日 著者:堀江 敏幸
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)
頭が小さくて、川上未映子の世界がすこんと入らなかった。面白い文体と面白い言葉選び。
読了日:09月06日 著者:川上 未映子
世界クッキー世界クッキー
歯と髪の毛フェチなのはよく分かった。それにしても川上未映子の文章は独特のリズムがある。慣れると心地良く感じられるが、それまでが大変。文意とリズムを掴むまでが。
読了日:09月08日 著者:川上 未映子
戦後ニッポン犯罪史戦後ニッポン犯罪史
犯罪史の本としてはあまりおすすめできない。
読了日:09月09日 著者:礫川 全次
消えた赤線放浪記 その色町の今は……消えた赤線放浪記 その色町の今は……
全国にある赤線・遊郭と現在の盛り場を探訪した一冊。贅沢を言えばカラー写真がもっとあると嬉しかった。
読了日:09月10日 著者:木村 聡
天使の囀り (角川ホラー文庫)天使の囀り (角川ホラー文庫)
生理的嫌悪感でゾーっとしてしまうもののエンターテイメント小説としては出色の出来。ホラーの怖さとして、身近に近づいているありえるかもしれないという想像を刺激してくる恐怖感なので心に残る。
読了日:09月11日 著者:貴志 祐介
青の炎 (角川文庫)青の炎 (角川文庫)
倒叙形式のミステリなので、主人公の冷静な準備と犯行、そして内面の苦悩を十分に堪能出来る。解説で佐野洋も書いてるけど。先日、映画も見たが、映画より原作のほうが断然面白し。
読了日:09月14日 著者:貴志 祐介
いつか王子駅で (新潮文庫)いつか王子駅で (新潮文庫)
大家さんの工場で旋盤工と交わす会話。鉋がけや旋盤の金屑からの何気ない職人としての仕事の感覚が印象深い。日常を過ごすことから削り出す文章というのは、憧れの境地でもある。
読了日:09月16日 著者:堀江 敏幸
赤線跡を歩く―消えゆく夢の街を訪ねて (ちくま文庫)赤線跡を歩く―消えゆく夢の街を訪ねて (ちくま文庫)
木造、モルタル仕上げの壁、タイル装飾。昭和の文化遺産とも言えそうな建築物が多い赤線地帯を、首都圏をメインに関西、名古屋と歩いた街の写真集。建物はもちろんなんだけど、それを含めて周囲の土地の雰囲気を味わうことができる逸品。
読了日:09月16日 著者:木村 聡
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
文学作品やその作者の読み解きを人間分析に当てはめて事件の形を明らかにする、文学探偵とでも呼べそうな設定が面白い。本作では太宰治人間失格』。
読了日:09月19日 著者:野村 美月
”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)
この作品の舞台を戦後すぐの日本の旧家に設定したら遠子先輩ではなくて、金田一耕助が出てきそうな気配。そのくらい人間の濃密な情念が現れていた。エミリー・ブロンテ嵐が丘』。
読了日:09月19日 著者:野村 美月
“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)
シリーズを読んで3冊目だけれど、これは傑作。武者小路実篤『友情』という物語の骨組みとコノハ達の物語がこれまでにないほどに調和していたし、シリーズを通しての話も動き出して内容が濃かった。
読了日:09月19日 著者:野村 美月
遅読のすすめ遅読のすすめ
遅読と速読では、読書の目的地が異なるので使い分ければいいと思いながらも、速読礼讃一辺倒な風潮に嫌気がさしていたのも確か。なので筆者による文章の味を静かに拾っていく遅読のすすめは小説読みとしては心地良い。
読了日:09月19日 著者:山村 修
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
個人史を遡っていくという構成は、読者に二度読みの動機を持たせる上で巧い。ただ、内容として二度読みに耐えられる精神力が僕の側にない。
読了日:09月29日 著者:桜庭 一樹

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