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2010年10月に読んだ本

遅まきながらのまとめ。文学少女シリーズを粛々と読み進め、面白いよと借りた『阪急電車』をその日のうちに読み終え、宮本常一『忘れられた日本人』で失われつつある(あるいは、失われた)生活多様性について想いを巡らせた10月。

10月の読書メーター

読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1621ページ

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)
ガストン=ルルー『オペラ座の怪人』。主題が、ななせの友達を巡る冒険にあるのはわかっているけど、どうしてもななせとコノハの関係の進捗具合が気になってしまうのは、おじさんだからかもしれない。
読了日:10月01日 著者:野村美月
“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)
宮沢賢治銀河鉄道の夜』。長嶋茂雄風に表現するならば、シリーズにおけるいわゆる一つのクライマックスとなる作品。これまでコノハのモノローグでしか語られることがなかった美羽との日々が、美羽サイドからの描写でもって完成する。が、糸の絡み具合が・・・。そこまで絡まってきますか、という展開はなかなかに重い。
読了日:10月01日 著者:野村美月
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)
番外編ということで、麻貴先輩の背景についての話。かと思いきや、ゴシック体のモノローグ部が、いつにもまして誰を主格にして読むかで印象がゴロっと変わる内容になっている。そのせいか次巻の卒業編を読むのにためらいが生まれた。
読了日:10月05日 著者:野村美月
阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
物語は阪急今津線を舞台にリレーのように移動するが、読み手は自分の物語を過去現在未来と移動するような感覚になる作品。読んだ時の年齢に応じて作品から受ける印象は変わるのだろうけど、個人的には懐かしさの割合が大きいことに気がついて、少し寂しくもなった。
読了日:10月05日 著者:有川浩
忘れられた日本人 (岩波文庫)忘れられた日本人 (岩波文庫)
読了日:10月20日 著者:宮本常一

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