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読む。書く。のこす。

遠距離派憂慮日記

11日(金)

14時46分ごろ東北地方太平洋沖地震発生。16時過ぎ出先のザワつきで知る。茨城の大洗町付近で勤めている弟に連絡つかず。熊本の家族に連絡。安否確認の窓口を一本に絞ることで話をつける。夜、首都圏に住んでいる友人たちから無事との連絡。同じく、従兄弟家族からも帰宅難民になるも身体は無事との連絡。熊本に伝える。

12日(土)

九州新幹線、全線開通。福岡から熊本まで30分ほどの距離になった。帰省しない言い訳のリストが容赦なく削られていく。昼までに災害伝言板等にも弟の安否情報なし。心配だが何も出来ないのでニトリに日常雑貨の買出し。TVで津波の映像や地面が動いている映像を見るたびに恐怖がわく。自然崇拝したくなる気持ちがわかる。目にするだけで怖いのに、被災した人たちにとってはどれほどのものか。夜、弟から無事との連絡あり。携帯電話を無くしてしまい連絡できなかったとのこと。実家に伝える。父、笑い。母、泣く。

13日(日)

5月の新緑を思わせるような天気なので、新居近辺を歩く。クリーニング屋ばかりが目に付く。家にいるとTVを付けてどうしても見てしまう。逃げるように散歩を続ける。
夜、細田守監督「サマーウォーズ」をDVDで。未曾有の危機が起きる状况、なんだかんだと今回の地震に関連付けてみてしまう。陸に漁船が上がったり、大量に情報が飛び交ったり、インフラが麻痺したり。現実は衛星の墜落ではなく、原発の危機だけれど。

遠くからでもできること、すべきでないこと、被災地の人々に迷惑をかけず助けとなるための行動法まとめ - GIGAZINE