2018年4月7日(土)
曇り時々雨。風が強く寒い。
悪天候の中、髪を切りに行くも、切ってくれる人が世の中の原理原則や因数分解の話を始めて困る。趣深い面はあるものの、僕個人としては、髪を切られるときと服を買いに行く際に余計な声をかけられることを苦手としているので、緊張感のある時間だった。火星人がいたとして、火星の世界でも1+1=2なのかという問題よりも、そのバリカンを早々に動かしてもらって立派なボウズにしてもらえるかが問題だ。
- 作者: 麻耶雄嵩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: 文庫
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2018年4月3日(火)
晴れ。日中は25度を超えたらしい。
出社途中で見かける新社会人の新鮮な雰囲気を見るたびに、内面はどういう考えであれ、振り返りの機会をありがとーと思う。
花粉症になったのか、なっていないのか分からないままの、この時期の慌ただしい中に感じる春のおおらかな空気感がやっぱり気持ちいいみたい。
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/10/12
- メディア: コミック
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2018年3月に読んだり、見たりしたもの
☆5の本が多かった1ヶ月だった。忙しいときほど本が読める。
仕事の分野で、なんとなく敬遠していた稲盛和夫の管理会計関係の本に感銘を受け(ここまで会計のことに理解を示してくれる経営者は実は少ない)、『封神演義』はTSUTAYAで借りて読んだ。中公新書の『殷』と『周』が積読山で遭難しているはずなので、救出後に読む予定にしている。本の雑誌社の『絶景本棚』は、他人の本棚を眺めることが好きな僕にとって垂涎の書で、期待に沿った内容で満足できた。高山なおみの『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』は、最近や日々ごはんの高山なおみの文章も好きなんだけど、この頃の洗練されていない、思索や表現がダイレクトに伝わってくるものはもっと好き。
2018年3月25日(日)
休み。
普段より早く目が覚めてしまったので、昨晩の残りのピザを朝食代わりにチンして食べる。コーヒーだけ儀式のように豆を挽いていれる。
高山なおみ『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』(文春文庫)も同じく昨日の続きを読む。日々ごはんや最近の高山なおみの文章も好きなんだけど、この頃の洗練されていない、思索や表現がダイレクトに伝わってくる文章はもっと好き。
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)
- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
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