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読む。書く。のこす。

2018年8月に読んだり、観たりしたもの

涼しくなってきたことで、布団の肌触りが気持ちよくなってきた。朝の目覚まし時計の音で起こされた後の数分間、布団と戯れている時間が至福だ。至福のひとときは、猫の呼び出しで妨げられることが常なんだけれども。

さて、8月は色々読んだ。特に秋山瑞人イリヤの空、UFOの夏』が最高だった。読んだ時期も良い。再燃した京極夏彦熱については、これまで読んでこなかった作品を中心に落ち穂拾いのように読みながら百鬼夜行シリーズの最新刊をいつかいつかと待ち続けたいと思う。

映画は、ほぼ観ることができなかったが、アマゾンプライムビデオで観た『息もできない』ヤン・イクチュン監督に感情を持っていかれた。

読みたい本棚 - 2018年08月 (27作品)
書楼弔堂 破暁
書楼弔堂 破暁
京極夏彦
読了日:08月12日
評価4

慈雨
慈雨
柚月裕子
読了日:08月12日
評価4

書楼弔堂 炎昼
書楼弔堂 炎昼
京極夏彦
読了日:08月22日
評価5

夜のある町で
夜のある町で
荒川洋治
読了日:08月25日
評価4

枕元の本棚
枕元の本棚
津村記久子
読了日:08月29日
評価4

息もできない [DVD]
息もできない [DVD]
-
読了日:08月30日
評価5

数えずの井戸
数えずの井戸
京極夏彦
読了日:08月31日
評価3

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2018年9月1日(土)

9月は雨と雷で始まった。

昨夜ベッドの上でパラパラと眺めていた関根虎康『遊廓に泊まる』(新潮社)の中で、青森県内の元遊廓の旅館が3店舗も取り上げられており俄然青森に興味のアンテナが傾いてしまいそのままベッドを抜け出し、記憶に残っていた平松洋子の本を探す。

あった。平松洋子『ステーキを下町で』(文春文庫)に青森を食べ飲み歩いた話。寝る前に探すような本ではなかった。平松洋子の文章と谷口ジローの挿絵でお腹が空いて困る。

来年は東北に上陸してみたい。

遊廓に泊まる (とんぼの本)

遊廓に泊まる (とんぼの本)

2018年8月28日(火)

星野武史『進化する銀行システム 24時間365日動かすメインフレームの設計思想』(技術評論社)を読む。

金融インフラとしての銀行がどのようなシステムで動いているのか、その歴史と技術的な話。未知な部分に光が当たりへぇーとうなずける面白さ。技術的な話はもちろんよく分からないんだけれど。

2018年8月25日(土)

休日にも関わらず普段通りの時間に起床の銅鑼を鳴らす猫に起こされる。

荒川洋治『夜のある町で』(みすず書房)を読みながら微睡みながら、エアコンのある部屋から出ることなく一日が終わった。猫も微睡みながら一日を終えていた。

夜のある町で

夜のある町で