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読む。書く。のこす。

2018年10月に読んだもの、観たもの

仕事のために読み込んだ資料が多かった10月。入門書を読むことで、人に伝える内容を整理するという方法を試してみたが、伝えるべき共通点を洗い出せるので有効ではあるが、結局のところ僕がレクチャーするよりも「質の良い入門書を見つけたので、これを読んでおいて下さい」と丸投げしたくもなる。

というわけで、季節の変わり目の体調不良と仕事の忙しさにかまけて小説がほとんど読めなかった。11月は読書の秋らしくフィクションや趣味の本を読み進めたい。というよりまずは、体調回復。

読みたい本棚 - 2018年10月 (35作品)
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2018年10月31日(水)

曇り。北風が寒い一日。

引き続きの風邪気味。食欲も停滞気味なので、高山なおみのエッセイで心の栄養補給と食欲増進のためのドーピングを行う。

弱っていても抵抗なく頭に入ってくるエッセイは何冊か常備していて、とりあえず活字!という欲求は満たせるようにしている。

帰ってきた 日々ごはん〈1〉

帰ってきた 日々ごはん〈1〉

帰ってきた 日々ごはん〈2〉

帰ってきた 日々ごはん〈2〉

帰ってきた 日々ごはん〈3〉

帰ってきた 日々ごはん〈3〉

2018年10月29日(月)

晴れ。

昨晩は春吉の焼き鳥六三四で食事。毎度の事ながらお客の多さにびっくりする。ヘベスサワーの酸味が旨かったので、おかわり。

怪しい雰囲気が喉から漂っていて誤魔化しながらアルコール消毒していたけれど、案の定、喉からくる風邪に罹ったみたい。今もまだ調子が戻らない。

衣替えと新潮クレストブックス

秋晴れ。

本格的に衣替えをする。衣装ケースからのアウトプットと、へのインプット。厚手の布団は太陽にあて、猫も自身で日光浴。

午後、岩波書店『図書臨時増刊 はじめての新書』を探して何店舗か本屋へ足を運ぶもどこも置いてなかった。図書館に入ってくれると助かるんだけれど。代わりに新潮クレストブックスの創刊20周年のブックレットもらってきた。

もう20年経つんだ。本屋でアルバイトを始めたタイミングで刊行が始まったシリーズだったので覚えている。1998年の4月か5月くらい。特に1回目の配本(だったと思う)エリック・F・ハンセン『旅の終わりの音楽』は、タイタニックの楽団の物語で、当時食傷気味だった映画ジェームズ・キャメロンタイタニック』と合わせて記憶にある。良し悪しは別にして。

新潮クレストブックスは、ベストを選べるほど読んでいるわけではないけれど、アリステア・マクラウドの作品と出会えたことは幸せだった。『灰色の輝ける贈り物』、『冬の犬』、『彼方なる歌に耳をすませよ』。寒い時期になると読み返している。これからも良い出会いがあればないいな。

灰色の輝ける贈り物 (新潮クレスト・ブックス)

灰色の輝ける贈り物 (新潮クレスト・ブックス)

冬の犬 (新潮クレスト・ブックス)

冬の犬 (新潮クレスト・ブックス)

彼方なる歌に耳を澄ませよ (新潮クレスト・ブックス)

彼方なる歌に耳を澄ませよ (新潮クレスト・ブックス)

2018年9月に読んだり、観たりしたもの

10月に入って1周間が過ぎ、3連休も最終日だった。10月1日より煙草値上げ。ただし、今年に入ってから禁煙継続中なので、影響なし。というわけで、9月に読んだもの観たもののまとめ。

☆5は、5作品。関根虎洸『遊郭に泊まる』は、遊郭の歴史をなぞりながらも宿泊ガイドブックとしても活用できるスグレモノ。まだ足を踏み入れたことのない青森への旅したい欲が湧いてきた。荻原魚雷『日常学事始』は、飾らないありのままの生活感にいちいち同意してしまった。生きる活動についての価値観が作者と近いのだろうなと思う。中原淳『働く大人のための「学び」の教科書』は、ここ1,2年の行き詰まり感から手にとった本で、腑に落ちる点が多かった。

そして、突然湧いて出た『ペルソナ3ポータブル』。おしゃれだった。日常と非日常を行ったり来たりするストーリーは、重いものがあったけれど、音楽とUIがおしゃれだった。おしゃれというかモダン。ゲームは、RPGとシミュレーションが好きです。そのままの勢いで『ペルソナ4ザ・ゴールデン』をただいまプレイ中。

読みたい本棚 - 2018年09月 (18作品)
働く男 (文春文庫)
働く男 (文春文庫)
星野源
読了日:09月10日
評価2

新潮 2018年 03月号
新潮 2018年 03月号
-
読了日:09月21日
評価4

閑な読書人
閑な読書人
荻原魚雷
読了日:09月23日
評価3

日常学事始
日常学事始
荻原魚雷
読了日:09月28日
評価5

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