so:an

読む。書く。のこす。

2009-04-19から1日間の記事一覧

『世界の終り、あるいは始まり』歌野晶午(角川文庫)

はじめて体感する形のミステリで、その変則的な物語の形式は新鮮だったけれども感想を書きづらい。ただ、身につまされる内容だし、これまで作中の人物と同じ感覚でスルー力を発揮してきた身には耳が痛い。かといってそれをスルーせず真摯に受け止めることで…

ある日曜日

暑かった。 最近ニュースで目にすることの多かったベスト電器本社の横を通過した。 図書館でP・G・ウッドハウスの書いたジーヴスシリーズの本を幾冊か借りてきた。『日の名残り』の影響で執事の登場する物語を読みたくなったので。