so:an

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硫黄島からの手紙

年越し映画。感想は後ほど。
この映画を観ながら年越しをしようと思って、レイトショーを狙って行ったのだけれどなんと終了予定時間が23時50分という中途半端な時間になってしまったおかげで年越しは下りのエレベーターの中という珍事に見舞われてしまった。
さて、肝心の『硫黄島からの手紙』なんだけど、この映画を1年の締めにもってきてよかったと思える内容だった。たぶんこの内容で日本人の監督が作っていたとしたら、右だ右だと叩かれる可能性もあったかと。それをクリント・イーストウッドが作ることで、それもアメリカ側からの視点の『父親たちの星条旗』とセットで作られたということでとてもフェアな内容だと思える。単純にどちらが悪いとか戦争が悪いとかそういう内容ではないし。そこが僕の中では評価が高かったところ。という訳で、未見の人は『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』をセットで観るのが吉。
渡辺謙伊原剛志の役が良かったおかげで、中村獅童のバカっぷりな役柄が際立っていた。イーストウッド中村獅童のプライベートでのドタバタぶりを予見していたんじゃないかな?と勘繰りながら笑わせてもらった。