『それゆけ、ジーヴス』P.G.ウッドハウス(国書刊行会)
ウッドハウス初期、ジーヴス物の短編集。長編も面白いんだけど、個人的には短編の方がジーヴスの黒い部分をバリエーション多く味わえるので気に入っている。
最後に収録されている「バーティー考えを改める」は、いつものバーティー側ではなくジーヴス側からの視点なので博物館のバックヤードツアーに参加しているような気分が味わえて楽しい。舞台の上で踊るバーティー、舞台裏で怪しく動き回るジーヴス。
それゆけ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
posted with amazlet at 09.05.17