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2010ワールドカップ備忘録、1巡目雑感

どのチームも初戦ということで慎重な試合運びが目立って、試合は動くものの得点に結びつかない展開が多かった。その中で印象的だった試合を選ぶと(日本戦除く)、南アフリカvsメキシコ、韓国vsギリシア、ドイツvsオーストラリア、ホンジュラスvsチリ、スペインvsスイスの5試合。どちらかのチームにやり切った感があるゲームがやはり面白かった。
優勝候補に挙がっているチームを見てみるとブラジル・オランダの戦いは安泰で、ドイツは大会前に怪我人が続出して不安感が大きかったけど一躍優勝候補へ、そしてイングランド・スペインは足踏み。特にスペインは対戦相手がインテル方式の戦略で来た場合にバルセロナと同じようにゴールできない脆さを露呈。で、マラドーナ率いるアルゼンチン。ベロンのコンディションの悪さが気になるけど、メッシがこれまでになく代表チームで躍動しているので面白いかもしれない。ボールボーイ役のマラドーナの足首さばきを見ていると、残り10分くらい試合にでてもまだ通用するんじゃないかと思ってしまう。
最後に、アフリカでの大会にも関わらずアフリカチームの低調さが目立つ。予選を突破できそうなのは、ガーナとコートジボワールか。