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読む。書く。のこす。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥のむね肉

ムネとモモを二択で並べられたときに選ぶのはモモ。でも、スーパーで手に取るのはムネ。 ただ、手に取ってはみてもムネ肉はさっぱりし過ぎていて「料理妄想力」のようなものがほとんど刺激されることもなく、結局いつも親子丼に姿を変えて食卓に載っている。…

『日本怪奇幻想紀行 二之巻 祟り・呪い道中』(同朋舎)

目次 丑の刻参りの呪詛に恐怖す―小松和彦 霊木と怪石の祟り話を探して―東雅夫 人に憑く、憑きものとは何か―加門七海 炭坑に纏わる怪談話を求めて―友成純一 九尾の狐の祟り、その殺生石を巡る―村上健司 恐怖の怨霊を鎮める、御霊信仰に迫る―多田克己 唐人お吉…

それはテロじゃない。ヘロだ。

僕の前を歩いていたおばさんが、突然おならをした。おならなんて日常的なことで問題ないんだけど、道を歩きながらさらに周囲に人がいる状況の中で、あまりにも自然におならを残していったことに意表をつかれてしまった。僕は後ろにいたので表情は読めなかっ…

自分語り

マイケル・ジャクソンが死んでしまった。 股間を押さえて踊りながら「ポゥ!」と言ってみたり、ベルトを引っ張ってもらいながらムーンウォークの真似ごとをしてみたり。we are the worldのメイキングビデオに感動してみたり。そういう中学生だったんだけど、…

『バブルの肖像』都築響一(アスペクト),2006

文化としてのバブルが隆盛を誇っていたころ、小学生だった僕には接点のないものが多いかと思いきや、意外にもオートポリス、くまもとアートポリス、宮崎シーガイア、ハウステンボスと遊びにいったことのある施設があって驚いた。それに運営母体が変わったり…

梅雨の中休み

大して働いていないのに休みやがる梅雨が憎い。あづい・・・。 醤油とニンニクと豆板醤で作ったタレに漬け込んだきゅうりばかり食べている。ポリポリ、パリポリ。

『車輪の下で』ヘルマン・ヘッセ(光文社古典新訳文庫),1906

THE・青春。中学生の頃に読んで以来だと思う。終盤、ハンスが転がり落ちていく様の強烈な感触しか残っていなかったので、ここまで青春直球勝負な内容だったことに驚いた。 そしてあらためて読んで残った感触は、神学校での試験を終え、地元に戻ってきたハン…

雨乞い

それにしても梅雨に入ってからまだ雨が降っていないから、順調にダムの貯水率が減っているようで(福岡県庁―福岡県内主要17ダム貯水状況)。

『ウースター家の掟』P.G.ウッドハウス(国書刊行会),1938

『よしきた、ジーヴス』の続編となる長編。そして騒動の元となるのはウシ型クリーマーという骨董品で、ジーヴスとバーティーの間に生まれる静かな緊張感のもとは世界一周クルーズ。ジーヴスが海へと飛び出たいようで。 それで、題名となっているウースター家…

錯誤

秋?と期待させるような低湿度とほどよい気温。焼き茄子を食べながらも、できるだけ気温の低い夏が到来してくれることを願っている。

日本vsウズベキスタン(W杯アジア最終予選)

1-0。 2010南アフリカワールドカップ出場決定記念に久しぶりのサッカー観戦ノート。審判、大活躍の巻。 先日行われたキリンカップのチリ戦、ベルギー戦が結果・内容ともに日本代表としては、久しぶりに楽しい試合を披露してくれたので今回の試合も軽く決めて…

2009年5月に読んだ本

P.G.ウッドハウス月間だった。「よしきた」「それゆけ」「でかした」というタイトルの区別が難しいと感じてしまうのは、何かしら欠損が生じているのでしょうか。パッとタイトルを言われてもサッと応えることができない。 5月の読書メーター 読んだ本の数:11…

『サンキュー、ジーヴス』P.G. ウッドハウス(国書刊行会)

ジーヴス物で読む初めての長編。これまで何度か長編よりも短編を読みたいと書いてごめんなさい。これまでの短編で感じていたような小気味よいリズムを損なうことなく、長編でも心地良いままだったのは、バーティーに降りかかる試練が質・量ともに衰えるどこ…

幸福実現党をよく見かける今日この頃。本気で活動しているのか、ネタで活動しているのかよくわからない。小確幸党だったら検討してみるけど。

むかで話

寝入りばなにカサカサ音がするので読書灯を点けたところ、ムカデが自分の足の動きを意識せずに元気よく歩き回っていた。「そんなに足が多いのに、どういう順番で動かしているのですか?」*1と聞いてやろうかと思った。 毎年恒例のことになりつつあるので、新…