草庵

住み替え

あやふやでもやもやとした4月

Kindleで読んだ本を引用しようと思ったときに問題になるのが、寄せては返すページ番号の所在のあやふやさ。ずいぶんと今更な話なんだけど、人それぞれにページ番号が違うじゃないかと気が付いてからというもの何ページのここ面白いよねというコミュニケーションも取れずに凝り固まっている。

いや、紙の本の時からそういうコミュニケーションはそれほどとったことはないのだけれど。何と無しに落ち着かなかったもので。文字に起こしてみた。

新入社員が配属。「初々しいね」とありきたりな感想を述べていた上段の第三者的なポジションから引き釣り下ろされてしまった。ドタバタと桜も散り、ゴールデンウィークが待ち遠しい期間に入ってきた。
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鎮静剤としての清春の歌う「防人の詩」

肩のような。首のような。背中のような。選手生命が終わるような。
そんな曖昧模糊とした痛みが広がっているので、何をしても一々と痛みが気になり集中できない。物語も頭に入ってこないので桜庭一樹『書店はタイムマシーン』をぱらぱらしながら物語を楽しんだ気になる。本を読んで幸せそうな人の記録を読みながら元気のお裾分けをもらう。


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本は寝ころんで

行儀が悪いので家で本を読む時は寝転がって読んでいる。寝転んで読むのが行儀に反するのかもわからないけれど。そういうイメージ。
とにかく、ソファだとか床だとか布団の上で転がっている。寝転がって読んでいると、まあまあの頻度で顔に落ちてくる。本も京極夏彦あたりの重鎮になってくると痛さの真剣味が違ってきて、最近の文明の利器、Kindle paperwhiteクラスになると冗談抜きで真面目に痛い。

座って読めばいいんだけどね。ただ、小林信彦も『本は寝ころんで』と言っていたし。まあ良いかと開き直ってる。


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そういうことで、今年も細々更新をよろしくお願いします。

鍵泥棒のメソッド

ブックオフからブックオフへハシゴ散歩の会を一人で開催していたのに収穫はススキと紅葉の秋らしい風景のみ。目的がただ歩くということにすり替わっていたせいだから。
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鍵泥棒のメソッド』内田けんじ監督
半沢直樹大和田常務が銀行時代以前に売れない役者と殺し屋としてコラボしていた作品。「本を買って満足して、一番だめな人間だ」(うろ覚え)という香川照之のセリフを聞いていると、視界に入る積ん読本の山が異様に高く見え、心がちくちくと痛んでくる。

敗北感が漂う

月曜日。ブックオカの一箱古本市へ買うぞー!と意気揚々出掛けたものの消化不良で帰陣してしまう。

東野圭吾はたくさんあったのだけれど、僕の照準はそちらを向いてなかった。「さいごの色街 飛田」を買っておけばよかったなあ、と絶賛後悔中。

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清音vs濁音

「たさき」だと思い込んでいたのに実は「たざき」だった時の衝撃。正しい読みが分かってからも「多崎」が出るたびに濁って読むと一々リズムが崩れていく。読み辛いといちゃもんをつけながらの読書。
人名・地名の濁る・濁らない問題の初見での対応は大体において外れる。そのことが経験としてわかっているので逆張りをすると、そこで外すというセンスのなさ。

唐突に長いタイトル選手権。村上春樹色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、B'z『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』、DEENこのまま君だけを奪い去りたい』。代表!村上春樹

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

妄想作家

9月からのグワーッとした生活のしわ寄せが来てしまい一休み。

昨日届いた柴田元幸の『monkey』を寝転がってパラパラ。ポール・オースターってこんなに大きかったのか。
本を読みながら想像するのは、手にした物語の登場人物なんだけど、頭の裏っ側の方では何となく作者のことを妄想してしまうこともあり、僕の中でのポール・オースターコレジャナイ感はとても強かった。
おかげで喉の痛みを一瞬間忘れる事ができた。

MONKEY No.1 ◆ 青春のポール・オースター(柴田元幸責任編集)

MONKEY No.1 ◆ 青春のポール・オースター(柴田元幸責任編集)