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読む。書く。のこす。

衣替えと新潮クレストブックス

秋晴れ。

本格的に衣替えをする。衣装ケースからのアウトプットと、へのインプット。厚手の布団は太陽にあて、猫も自身で日光浴。

午後、岩波書店『図書臨時増刊 はじめての新書』を探して何店舗か本屋へ足を運ぶもどこも置いてなかった。図書館に入ってくれると助かるんだけれど。代わりに新潮クレストブックスの創刊20周年のブックレットもらってきた。

もう20年経つんだ。本屋でアルバイトを始めたタイミングで刊行が始まったシリーズだったので覚えている。1998年の4月か5月くらい。特に1回目の配本(だったと思う)エリック・F・ハンセン『旅の終わりの音楽』は、タイタニックの楽団の物語で、当時食傷気味だった映画ジェームズ・キャメロンタイタニック』と合わせて記憶にある。良し悪しは別にして。

新潮クレストブックスは、ベストを選べるほど読んでいるわけではないけれど、アリステア・マクラウドの作品と出会えたことは幸せだった。『灰色の輝ける贈り物』、『冬の犬』、『彼方なる歌に耳をすませよ』。寒い時期になると読み返している。これからも良い出会いがあればないいな。

灰色の輝ける贈り物 (新潮クレスト・ブックス)

灰色の輝ける贈り物 (新潮クレスト・ブックス)

冬の犬 (新潮クレスト・ブックス)

冬の犬 (新潮クレスト・ブックス)

彼方なる歌に耳を澄ませよ (新潮クレスト・ブックス)

彼方なる歌に耳を澄ませよ (新潮クレスト・ブックス)