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読む。書く。のこす。

2010-01-01から1年間の記事一覧

帰還

忙しくて体調悪くて、と更新を放ったらかしにしていくうちに「ブログを書かない」という習慣が日常化してしまうのは過去の経験で実証済みにもかかわらず手を入れずに自然のままに放置してしまっていた。そして性懲りも無く戻ってくる。煙草を止めた後に手と…

2010年4月に読んだ本

む。 4月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2808ページ長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1)) 読了日:04月01日 著者:レイモンド・チャンドラー余白の愛 (中公文庫) エロい。指のエロさに、小声のエロさ。新たにフェチに興味が湧い…

ポテトポタージュ

在庫中のじゃがいもが一斉に発芽し始めたので、全部すり下ろしてポテトポタージュにチェンジした。作る工程はいたってシンプルなんだけど、フードプロセッサーがなければ、いい感じの腕の筋トレになると思う。僕がそうだった。明日あたり右腕は筋肉痛になっ…

『私の履歴書 知の越境者』白川静, 梅棹忠夫, 梅原猛, 中村元(日経ビジネス人文庫,2007)

日経新聞掲載の「私の履歴書」をまとめたもの。 白川静は漢字の活性化の必要性を解き、中村元は小難しい仏教用語をいかに分かりやすく伝えるかに苦心し、梅棹忠夫はローマ字運動やエスペラント運動に身を投じた。偶然なのか、意図して編集したのかわからない…

うぐいす嬢

出かける前に洗濯物を外に出すか出さないか、寝起きのボーっとした脳みそで考えるともなしに考えていたら、ウグイスの鳴き声が聞こえる。意表を突かれるほどのきれいな鳴き声。暖かさ続きのせいか、啓蟄の前日に鳥が起き出したようで。

個人的敗戦

バンクーバーオリンピックが終わってた。何一つ競技を見ることなく終わった初めてのオリンピックだった。 競技以外の部分でのノイズの大きさが妙に気になり始めたのが敗因。

2010年2月に読んだ本

1,2月の三津田信三祭りが一段落した。そう多く描写されるわけではないのに怪談、あるいはホラーの部分での語りの上手さが印象に残った。単に僕が怖がりだから印象に残りやすかったのかもしれないけれど。 それと、読みたい本の蓄積と消化のバランスが著しく…

足りないピース

3月突入。いつもの通り道で沈丁花の香りにまだ出会っていない気がする。ほれ。 雨と雷と川端商店街で火事。

番組変更メモ

東京事変特番のMJの放送予定日変更メモ。 「津波情報」にともなう番組変更のため、本日28日(日)夜の下の2つの番組の放送予定を変更します。 ◆MJ「東京事変」は本日深夜1:10(3月1日(月)午前1:10)から放送します。 MUSIC JAPAN 追記:ふむ、なるほど…

風力解消

春一番。風速も気温もレベルが高かった。 風に負けないように自転車のペダルを回す。とにかく意固地を通して、朝から汗だくになる。何のための意固地だったのか分からなくなるくらいにこいだ。 それなりにきっちりとガスを抜きたい時には春一番くらいの風力…

運動的音楽論

SWITCHの3月号。東京事変、運動的音楽論。 今日発売のアルバム「スポーツ」についてのインタビューをメンバーそれぞれにしてあるけど、ドラムスの刄田綴色のインタビューでの受け応えにウケてしまった。普通っぽいはずなのに多少ズレている感に好感を持って…

早咲き桜

春過ぎて初夏。通りがかりの病院に一本だけ五分咲きの桜があった。一見、梅かと見紛ってしまったけどやっぱり桜。気が早いよ、と咎めることができないほどの暖かさなので仕方ないかも。早目に行動するということに無縁な性格なので多少羨ましくはある。

『科学の扉をノックする』小川洋子(集英社)

あとがきより 子供の頃から、新聞で一番好きなのは科学の記事でした。 (中略) そして記事の脇に研究者のお写真が載っていれば、当然私の目はそこに釘付けとなります。この先生の脳みそには人間はどんな姿で映っているのだろうか、一体どういういきさつでこ…

大橋のらーめん大

おー。食べログが表示できるようになってる。テスト。 大橋にある二郎系のラーメンと聞いて「らーめん大」に行ってみた。・・・やっぱりおじさんは、しょっぱかラーメンよっか豚骨ラーメンの方がよかよ。実は武蔵小杉に住んでいた7,8年前に一度だけラーメン…

ひと月

一つ歳を重ねた日に煙を絶ってから今日で一ヶ月。 世間一般で言われていたり、都市伝説のように伝わっている禁断症状とはこれまでのところ縁がない。最大値→ゼロ、ではなく1年ほどかけて計画的に最大値を減らしていったおかげで楽に禁煙できたようだ。約1年…

ごく個人的なバロメータ

横断歩道の白い部分だけを踏んで渡り切れたり、エレベーターを降りてから目を閉じて13歩進むと扉の前だったり。ジンクスと言えるほど強い願掛けではないけれど、その時の調子を無根拠に測る「何となくバロメータ」というのがある。ごく個人的なことで、第三…

午前十時の映画祭

メモ。天神東宝での上映スケジュール。 天神東宝-午前十時の映画祭。

『密室の如き籠るもの』三津田信三(講談社ノベルス,2009)

刀城言耶シリーズの中短編集。短い話だと中途半端な印象がぬぐえなかった。なので、唯一の中編である表題作が最も読み応えがあった。 首切の如き裂くもの 元華族の人たちが多く住むお屋敷町の路地で起きる連続首切り殺人事件。突っ込みどころの多い話。 迷家…

We Are The World 25 For Haiti

1985年のUSA for Africaバージョンと違うのはラップ部門の開設か。

日本vs韓国(東アジア選手権)

1-3。 パスを回してポゼッションを高くキープしても、シュートを打たなければゴールは奪えない。 新興宗教のような「岡田ベスト四教」のうさんくささを十分に堪能させてもらった大会の後に、スポーツニュースで上村愛子の涙を見たらなんだかこちらまで泣けそ…

『山魔の如き嗤うもの』三津田信三(原書房)

童唄をもとにした見立て殺人。マザー・グースの童唄を元にした見立て殺人もそれなりに恐怖心を煽られるけど、日本の童唄の方がより怖いと感じるのは歌の背景をイメージしやすいからか。 わらべ歌、童謡の歌詞の意味(意外に怖い) 週刊弐式(ry 童謡、わらべ歌…

半休

体調不良につき半日ほど布団の中。健康ではないけど温かい毛布が幸せだったりする。

ハードボイルドDNA

タンパク質の製造過程で遺伝子のありかが探し出され、それが転写される様子を小川洋子は、 私のイメージの中で、DNAのチャックは静かに開く。もちろん必要な長さだけ、わずかの狂いもなく、厳かな雰囲気さえ漂わせつつ開く。ご本尊なのだから、慌てたり、は…

レンコンのサラダ、のような酢の物のような曖昧風

レンコンを薄切りし、酢を少々加えた湯に湯通しする。 すし酢とめんつゆを1:1くらいの割合で合わせたものに、先程のレンコンを漬け込んで冷蔵庫で冷やす。すし酢は甘味があって酸味が少ないという理由で使っているだけだから、米酢なんかでもいいと思う。…

建国記念の日

髪を切り、天神地下街をうろうろした後に地上へ体を出したら驚くほど寒くなっていた。ここ数日の寒暖の差で体調を崩す自信がある。サッカーの香港戦を見ていたら違う意味で寒気がしてきた。

ぬる〜い

昨日は暑く、本日はぬるい。 雨が降る粘度の高い空気の中で、三津田信三の『山魔の如き嗤うもの』を読む。刀城言耶がトライ・アンド・エラーを始める前まで。前作の『首無の如き祟るもの』よりもホラー成分が強めでぬるい雨降りに適している作品。

『首無の如き祟るもの』三津田信三(原書房)

刀城言耶シリーズを3作読んだけど、ミステリとして最も楽しめる内容だった。終盤でのどんでん返しの連続を左手で感じる残りページ数からもう一転がりするかなと推測しながら読む楽しさ。ミステリの読み方としては間違っていると思うけど。 首無の如き祟るも…

デジタル博打

そろそろ無精せずにテキストエディタで下書きすることを再考しないといけないかもしれない。下書きで寝かせておいた文章を書き直して、「公開する」ボタンで消えてしまう理不尽さ。もとより内容のあることを書いているわけではないけど、それでもボタン一押…

日本vs中国(東アジア選手権)

0-0。 見どころは、カンフーサッカーではなくサッカーで日本を苦しめた中国と楢崎のPKストップか。素直に心情を告白するなら、あのPKの場面、このままスコアレスドローで終わるよりも失点し中国に負けた方が良い、とさえ思っていた。 ――ここ2試合、客席に空…

今でもたまに、エスカレーターに足を乗せるタイミングが分からないことがある。